よく尋ねられること「整体院と整骨院の違い」

整体院

身近な人に、よく訊かれます。

訊かれた内容を含め、簡単に答えますね。

  • 「整体院」:整体師と名のり国家免許が無くても開院できます。民間の学校、セミナーで学んで開業するのが一般的ですが、どこかに学びに行ってなくても整体師と名乗って仕事をすることも可能です。一か月ほどのセミナーで民間資格を取得できるものもあり、学ぶ内容、時間は開催者によってまちまちです。国家免許は持っていなくてもめちゃくちゃ勉強しておられて真摯に向き合ってくださる先生もいらっしゃいます。料金は全額自己負担です。 
  • 「整骨院」柔道整復師という国家免許を持っている人が従事しています。骨・関節・筋・腱・靭帯などに加わるケガが原因によって起こった骨折・脱臼・打撲・挫傷などの損傷に対して、整復・固定などを行い、治癒させる施術をします。骨折と脱臼の施術には医師の同意を得て保険が適用されます。肩こりや筋肉疲労など慢性痛などに対する施術は全額自己負担です。

※マッサージは、国家免許を持つマッサージ師、もしくは医師の指導の下における理学療法士しか行えません。

※参考:厚生労働省 (mhlw.go.jp)

どちらを選ぶにしても、しっかりと見極め、納得して利用なさることが大事です

なお、理学療法士は身体に障害のある方には医師の指示の下、診療の補助として理学療法ができます。
開業して、診療の補助に該当することを医師の指示なしで行うことができません。まして「診療」という言葉は理学療法士の行為には使えません。
当ルームでも、脳卒中後遺症の理学療法(リハビリ)や術後の理学療法(リハビリ)、病院で治療中の方の理学療法(リハビリ)は行えないことをご了承ください。